貧血を栄養学で考える (うつ病と誤診されるケースもある)
鉄の働きの中の1つに、酵素による解毒の補因子という働きがあります。
肝臓は外から体内に入ってきた毒物に対して、酸素で酸化させ、尿や便により体外へ排出させ人体を
守っていますが、この時に働くのが肝臓の中の酵素なのですが、この酵素の補因子となるのが
鉄になる為、化学調味料や農薬、排気ガスなど、その他汚染された現代には、
解毒が必要になってきます。
今や若い女性の約4割におよぶと言われている貧血ですが、血液検査をしても正確にわからない
「隠れ貧血」があり症状がうつ病の症状に似ている為に誤診される、ケースがあります。
もちろん、うつ病ではないので、抗うつ剤などを処方されたとしても、良くなるはずがなく、
副作用だけが現れ、それを抑える為の薬が出るという、悪循環に陥ります。
貧血は鉄分不足がかなり、進行しなければ症状として現れない事が多いのですが、その原因は
鉄分はただ血液中にだけあるのではなく、身体の各臓器や骨髄、筋肉などにもあるため、
血液中の鉄分濃度が、減少したとしても、その他臓器などから補うため、すぐに発症しないのです。
各臓器に蓄えられている鉄は、エネルギー生産に使われるため、補充される為に使用されると、
元気が出ないなどの、症状が出てくる事になります。
症状をまとめますと・・・
■ふらふらする。(ふらつく)
■疲れやすい。
■元気が出ない。
■顔色が悪い。
■イライラする。
■頭が痛い。
■午前中に、力が入らない。
■月経血の量が増える。 |
この様な症状が現れる為、うつ病と誤診されるケースがあります。
ストレスのかかりやすい状況にある人や、胃の弱い人などは、多めに摂取する方が良いです。
(ストレスや、胃薬による制酸剤などの服用により、胃酸の分泌量が抑制されると、鉄の吸収率が
落ちてしまうため、鉄分不足になりやすくなります)
サプリメントの鉄分の種類の中には、「ヘム鉄」と「ノンヘム鉄」とがあるのですが、
この2つには吸収率の違いがあり、「ノンヘム鉄」の吸収率は、空腹時には3%で、
食事と一緒の場合は1%と、かなり低くなります。
しかし、「ヘム鉄」の吸収率は35%と高く安定している為、サプリメントで摂取する場合は、
「ヘム鉄」の方が、いいですね。
毎日、汗や尿、便などによって排出されるため、1日に排出される量の10倍を摂取しなければ、
いけないと言われています。
また女性は生理の出血により男性よりも多く必要とされます。
男性10mg 女性15mgが摂取めやすになってきます。
(「ノンヘム鉄」を過剰に摂取すると、吐き気、下痢をともなう事があるので、注意して下さい。
「ヘム鉄」での副作用はあまりないようです)
鉄不足がひどいような方は、1日30mgが摂取目安で、1日2回食間に摂取するのが良いです。
「ノンヘム鉄」で摂取する場合は、ビタミンC・クエン酸・乳酸と一緒に摂ると、吸収率が高まります。
よく貧血には鉄分の多いレバーなどが良い。と言われますが、現代の家畜飼育で使われるエサなどは、
大量生産するために農薬や化学肥料などの使用で非常に汚染されているうえ、レバーなどにその有害な、
毒素が蓄積されている場合が多く、好んで食す程の効果は期待出来ないと考えるため、あまりオススメは
できません。
プルーン(ドライプルーン) 「ミラクルフルーツなどとも言われる」
プルーンは西洋すもも(プラム)で、ビタミン・ミネラル成分が非常に高い食べ物です。
そのままでも栄養価の高いのですが、プルーンを乾燥させる事によりもっと栄養価が高くなる為、
鉄欠乏性貧血の改善効果を期待して食べるのならば、乾燥させたドライプルーンが良いでしょう。
乾燥させることにより、通常のプルーンよりも、ビタミンAなら約18倍、B1・B2なら約3.5倍、
鉄分・カリウムなら約5倍、カルシウムなら約12倍も栄養価が高まるので、
やはりドライプルーンの方が、良いですよね。
また他の果物などと比べると鉄分量が非常に多く、100g中に含まれる鉄分量がドライプルーンで3.9mg、
バナナの約13倍、グレープフルーツの約40倍もの鉄分が含まれる、とても鉄分量の多い
食物になります。
ビタミン類を比べても、B1はりんごの約2.5倍、B2はオレンジの約5倍、カロチンはレーズンの約38倍、
ナイアシンはグレープフルーツの8.5倍と、非常に高くなります。
このように非常にバランスがよくまた、栄養価も高い為、疲労回復・低血圧・冷え性などの改善にも、
効果が望めます。
そして、プルーンは食物繊維が豊富な為、鉄欠乏性貧血をはじめとする、女性に多い症状の便秘にも
改善が期待出来る、食べ物ですので一度試してみてもよいのではないでしょうか。
注意
プルーンを摂りすぎるとお腹をくだす事があるので、気をつけて下さいね。
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