【例 3】 10代・男性 喘息・ムチ打ちのトラブルと経過

(大阪府・10代・男性・学生)

 

【トラブル内容】
以前からみていたクライアントさんなのですが、小さな頃から喘息があり、夜中の発作やスポーツ時の息苦しさなどがあり、少し前までは定期的に施術をしており、喘息の発作などは出ていなかった。

 

しかし高校生で部活が忙しくなり、3ヶ月程施術を行なっていなかった。

 

そんな時、学校の授業で柔道をしており技を掛けられた際、頭から畳に落ち、頚椎(首)を痛め、頚椎(首)が痛みで動かす事が出来なくなった。
いわゆる頚椎のムチウチ状態になる。

 

ムチウチは交通事故だけではなく、この様な場合でも頚椎(首)に過度の負担が掛かり、頚椎(首)を傷めた場合でも、ムチウチになります。

 

ムチウチになった翌日の施術だったのですが、前日よりは微かに首は動くようになった様でしたが、痛みでほとんどと言っていい程、動かない状態だった。

 

 

【施術】
ムチウチの急性期であるため、頚椎(首)の筋肉はかなりの炎症を起こしており、あまり触る事が出来ない為、負担の掛からない方法で施術を行なう。

 

検査の為、身体を慎重に調べる。
すると、喘息に関与する部位にかなりの大きく複雑な歪みがみられた。

 

『最近、喘息の発作出るやろ?』と問いかけたところ、『この前も夜中に大きな発作が出て、最近しんどい』との事。
やはりと思い、更に細かく検査を行なう。

 

 

ムチウチと、喘息の矯正を行い、首を動かしてもらう。
施術前よりも痛みと首の可動域と共に、70%程度まで回復。

 

 

【経過】
2回目の施術は3日後。
ムチウチの症状は1回目の施術の翌日には、痛み・可動域と共にほぼ90%まで回復したとの事。
今はもう問題ない状態。

 

喘息の方も今は発作も息苦しさもなく落ち着いている状態。
歪みの状態も、かなり改善されていたので一安心できた。

 

喘息と関与する部位の歪みとの関係性を確認したく、『矯正と喘息は関係あると思う?』と聞いてみた所、『関係あると思う。矯正したら発作が起こらなくなったから』と言っていた。

 

やはり全ての喘息に有効かは確定できないが、かなり改善に有効ではないかと思われる。

 

 

※ムチウチはめまいの原因となる可能性がとても高いケガです。
めまいやその他のシビレなどのトラブルはすぐに出現せず、10年〜20年経過し、現れる事もあるものですので、ムチウチは軽視しないで下さい。

 

 

 

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