カイロプラクティックでみる喘息
喘息ですが、喘息をお持ちの方に共通して多くみられるある部位の歪みがあり、その部位を矯正する事により、発作が起きにくくなる方多いですね。
すぐに改善される方や、何度か施術しなければいけない方もいますが、改善も期待できますので、一度ご相談下さい。
分類
分類としては、原因アレルゲンが
■明らかな、アトピー型(外因型)と
■不明な、非アトピー型(内因型、感染型)があり、
夜中にヒューヒュー、ゼーゼーと出始め苦しくなり、座った方が呼吸が楽な事もあり座ったまま、朝を迎えるなどという事があります。
またひどくなっていくと、呼吸困難を伴う事もあり深刻になっていきます。
呼吸困難になる原因は、気管支が炎症により、狭くなり空気が多く通れなくなる為です。
ドクターによる違い
過去、喘息の原因ははっきりとわかっておらず、発作が起こった場合にのみ、気管支拡張剤やステロイド剤の服用や点滴を使用し一時的に発作を抑える、対処療法が主な治療法でした。
しかし、この治療法ではまたすぐ発作が起きてしまう事も多く、重度な喘息患者さん以外には、今ではもう時代遅れの治療法です。
また、ステロイド剤の服用や点滴は身体にとって物凄く、負担の掛かる薬剤なのです。
喘息治療はここ10年ほど前に、原因は気管支の慢性的な炎症という事が解明され物凄いスピードで進み、今やかなりの確立で発作を起こしにくくする事が可能になってきています。
ですが、今だに昔の治療法のみで診察している、病院が多い事に怒りさえ感じます。
(昔の話ですが現実、私の姪っ子の通っていた、地元では喘息治療で有名な評判のいい病院でもそうでした)
病院を変えさせたとたん、毎日出ていた発作は起こらなくなりました。
それ程、今の治療法は確実に進歩しているのです。ネットで少し調べてもわかる事なのでが・・・
今の治療法とは?
現在の治療法ですが、喘息の原因が、気管支の慢性的な炎症という事がわかってきたので、その炎症を起こらなくする、治療になってきます。
その治療法の基本となるのが、キュバール・フルタイド・パルミコートなどの吸入ステロイドと言われるものになります。
これは、ステロイド薬ではありますが、直接服用する訳ではなく、空気と一緒に吸入し気管支に直接作用させるというものなので、薬の量も少なく、副作用も喉のイガイガ感やかすれ感などで、全身の副作用はほとんど無く安全です。
ステロイドと言っても必要以上に怖がる必要はありません。
この吸入ステロイドは、効き目が出るまでに、1〜2週間程かかりますが、慢性的な炎症を抑えるので、喘息をコントロールするのに非常に有効な薬になってきます。
最新 医療情報
●新喘息薬「オマリゾマブ」 重症者の半数に適応
完治を望むなら
現在、喘息を含むアトピー性皮膚炎、鼻炎、花粉症などのアレルギーが原因で起こる疾患は対症療法で、症状を抑えるしかない現状です。
カイロプラクティックでも個人差はありますが、改善し良くなる事が多いのですが、それ以外で完治を望むのならば、減感作療法という治療法しかありません。
減感作療法とは?
しかし、この減感作療法は、体内で起こるアレルギー反応に対して、反応を起こさせない様に、わざとアレルギーを入れ、身体をアレルギー反応に慣れさせていく療法です。
なので、急激に大量のアレルゲンを入れてしまうと、危険なアレルギー反応を起こし大変危ないので、少しずつ量を増やしていく必要があります。
減感作療法を続ける期間が非常に長く、約3年程通わなければいけません。
しかし、この減感作療法がアレルギー反応が起こす疾患の唯一の根本的な療法になりますので、一度、詳しく調べてみる事も良いのではないでしょうか。
●減感作療法をおこなっている施設
(現在アレルギー疾患の原因療法となる治療法は減感作療法しかありません。時間の掛かる治療ですが完治も望めますので、アレルギー疾患でお悩みの方は、一度調べてみて下さい)
※注意
喘息の中で、アスピリン喘息というのがあり、解熱鎮痛薬(バファリンなど)を服用し呼吸困難になる事があり大発作になりやすい事もあり、非常に危険なので、この様な場合はカイロプラクティックでは、適応範囲外なので直ちに病院へ行ってください。
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